ついこの前までは結婚ラッシュだったなと思っていたのですが、気づけば出産ラッシュが始まりました。
仲の良い友人に限って同じくらいのタイミング。
ぽこぽこ元気に産まれてきて、自分の子供じゃないのに嬉しくて仕方がありません。
そんな大好きな友人夫婦には、出産祝いをあげたりするわけですが。
結構皆さん悩まれるようですね。
実際悩むよね。
ってことで、現在の仕事はフォトグラファーであるものの、保育士資格と幼稚園教諭第一種免許を持っている私が、実際に出産祝いで送って喜ばれたものを今回はご紹介します。
個人的に自分の出産祝いにももらいたいものだったりもしますが、あげて喜んでもらえたプレゼントを厳選しています。
基本的に男女兼用で、しかも長く使えるものになっていますので、悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
なぜ出産祝いのプレゼント選びは難しいのか
出産祝い選びは、実はなかなかハードルが高かったりします。
他の人とかぶる
これはあるあるですが、安価で渡せるものだったりすると、結構被ったりします。
基本的に安価なもの=消耗品だったりするので、貰い手側にとっては嬉しいようですが、それも限度があるみたい。
よく聞くのは、オムツ大量入荷事件ですかね。
オムツって消耗品だからもらえるのは嬉しいんですよね。
ただ、プレゼントする側が選びやすいってこともあって、各所からオムツが届きまくり、なんてことが多いようです。
また、サイズも1番小さいか大きいかの極端なサイズだったりして、使うタイミングが限られてしまうことも。
そうなると全部使いきれなくて困っちゃいます。
オムツのダンボールも大きくて幅をとるため、置き場所に非常に困ったという話をよく聞きました。
こういった消耗品でなくても、みんな考えることは同じだったりするので1つで十分なものがいくつも届いて苦笑いということもあるようです。
何が必要なのかわからない
こちらについては、特に若い世代が悩むところだと思います。
兄弟や友人周りで初の子供だと、自分達が子供を授かっていなかったり出産祝いをあげることが初めてになるわけなので、何をもらったら嬉しいのかのイメージが全く湧きませんよね。
実際私も、初めて友人に子供ができたときは、何をあげたらいいのかホントにわからなくて困ってしまった覚えが。
もう既に持ってる
出産準備の段階で出産後に困らないようにと既に色々購入している夫婦も多いです。
良いものをあげようと思っても、実は新米パパママが既に購入してしまっていたり。。
哺乳瓶などの、生まれてすぐ近々で使うことになるであろうアイテムがこれに該当します。
2人目以降だとあげるものがないんじゃないか
上の項目と少し似通ってきますが、2人目ということは、1人目で既に必要なものは揃ってしまってるわけです。
そうなると選択肢がなくなってくるんですよね。
お下がりでどうにかしてしまうことが多いので、それをかいくぐるのが非常に困難だったります。
出産祝いを選ぶポイント
さて、ざっくりとプレゼント選びが難航してしまう主な理由を書いてきました。
そうは言っても喜んでもらいたいので頑張って選ぶわけですが、ハードルを低くするにはどうすればいいか。
贈り物の例も挙げつつ書いていきます。
被ること前提に選ぶ
開き直ってるわけじゃないですよ。被るのは当たり前だと思っておけば、気が楽なのは確かなんだけどね。
被っても喜ばれる可能性を模索するということです。
この場合は、なるべく嵩張らないものでなおかつ消費することで無くなる、または使い込んだら捨てても良いと思ってもらえるものをターゲットとして選ぶようにすると良いです。
例えば、ガーゼのマルチケットが代表的です。
睡眠時のケットや、おくるみなど、色んな形で使えるし、赤ちゃんは沢山汗をかくので、清潔なガーゼケットは少ないよりは多いほうが良いです。
また、オムツなどよりもかさばらないので、しまうときも嬉しいかったり。
おむつケーキみたいな形にしたギフトも売っています。
可愛くて機能性もあり、お財布にも優しめ。何をプレゼントすればいいかわからない!って方にもオススメ。
長く使えるものを選ぶ
もらっても使える時期はごくわずかなアイテムは、自分では買わないというパパママが多いです。
なので、喜んでもらえることもあるのだけれど、それでも申し訳ない気持ちにもなるという声も聞いたことがあります。
そのため、なるべくならそれなりに使用できる時期が長いものを選ぶようにすると良いと思います。
そうなると購入できる範囲は広がります。
例も特に必要ないかもしれませんが、ここで敢えて服など身につけるものを一例として挙げてみます。
子供服は使えるタイミングがホントに短いのですが、ものによっては色んな使いみちがあるものもあります。
まずひとつはポンチョです。
70-90cmくらいのポンチョを先日あげました。
サイズ90と言ったら、大体2歳くらいのサイズなので、新生児にはあまりにも大きい。。
ですが、ポンチョには色んな使い方が出来るのですよ!
0歳児くらいだと、このサイズを着るとすっぽりなので、肌着の上に着せても割と違和感が無かったり。
また、ポンチョの特性的に、タオルケットにしたり、おんぶ紐で抱っこしているときやベビーカーのケット代わりにもなります。
大きくなったら、ポンチョ本来の使い方をしてあげればいいので、2年位は余裕で使えるグッドな服です。
ちなみにポンチョにする場合は、以下のようなオールシーズン使えてUV加工がされている生地を選ぶのがベターです。
そして、フォーマルスタイというのも手だったりします。
結婚式でお子様を連れてくる方もいますが、スタイでフォーマル感を出せます。
結婚式などが無くても、ちょっとおしゃれなレストランやハーフバースディのときにも使えます。
こういったフォーマル感のあるスタイは出産のタイミングで買おう!という風には、なかなかならないアイテム。
なので、ギフトに良いかなと思います。
個人的おすすめは、atelier Nuu(アトリエヌゥ) です。
国産生地で、綿100%な点や、手洗い、洗濯ネットでの洗濯が可能なところがGood。
可愛らしいお洋服との相性もバツグンなので、写真映えもするのが良いです。
お値段的にも自分ではなかなか買わないけど、プレゼントで貰ったらすごく嬉しいなってなるやつです。
男の子用、女の子用とそれぞれあり、種類も色々とあるので選ぶのも楽しい。
二人目以降の場合は、上の子が使えるものでも喜ばれる!
2人目が産まれた際、本来なら下の子用で購入するのが良いとは思うのです。
ですが、やはり1人目で揃ってしまっている手前、選べるものが限られてきてしまいます。
そのため、上の子が買った当初はメインで使ってもらい、おいおい2子目も使ってもらえるようなものをプレゼントするのも手です。
理由としては、下の子が生まれることによる、上の子の退行、いわゆる赤ちゃん返りです。
かまってもらえる時間が少なくなるから、すごい大変だと2人目を産んだ方からよく話をききます。
かまってもらえなくても大丈夫!ってなるものといえば、おもちゃですよ!
例えば、上の子が男の子なら、電車のおもちゃ。
木製おもちゃのだいわが個人的に好きなのでおすすめです。
汽車だけでなく、標識などの景観部分も入っているので町づくりをするようなこともできるのが楽しいです。
女の子なら、ままごとセット。
WOODYPUDDY(ウッディプッディ)がオススメ。
野菜がマジックテープではなくマグネットなので、ゴミがつきにくく手入れがし易いし、切ったり外したりが気持ちいい!
実際にこれらを使って、1歳児と2歳児の撮影をしてました。
男女別でおもちゃを分けてみましたが、実際は性別関係なくこの2つは子どもたちにすごく人気でした!
男の子が野菜を、女の子が電車をそれぞれ取り合いっ子してたくらいでした。
集中してしまうと、私の声はもちろん、お母さんたちの声も届かないくらいに没頭してました。
撮影が大変だったけど楽しそうに帰っていったので、こういったおもちゃのプレゼントもありだなと思いました。
友達と一緒に買う
共通の友人がいれば一緒に買うのもオススメです。
どんな出産祝いを渡すかのアイデアがどんどん出るし、友人とお金を出し合うことで高価なものも渡すことができます。
高価なものを一人、またはひと夫婦で渡すとなると、貰った側も正直困るし気負いしちゃいますが、これなら問題なしですね。
実際に喜ばれた出産祝い3選
というわけで、出産祝いの選び方を書きつつ、一部贈ったものも書いてみましたが、いよいよ本題。
今まで出産祝いでプレゼントしたものの中でもより喜んでもらえた3つをご紹介します。
カプラ
出産祝いを送るのが遅くなってしまった時とか、今回産まれるのが第二子以降の方々に贈るのにすごくおすすめしたいのがカプラ。
これね、驚くほどにめっちゃくちゃ喜ばれるんですよ!
先述した電車やままごとセットも1歳以降の子どもは夢中で遊んでくれますが、やはり積み木系に対する人気と子どもの集中力は群を抜きます。
カプラは長方形のナチュラルウッドの板。
積み上げて崩れたときのカラカラという軽い音は大人でも病みつきになります。
普通にただただ積み木として遊ぶことはもちろん、ドミノにしたり、これでお城を作ったりとかなり自由度が効くので、子供の想像力を養うためにも良いです。
カプラを採用している保育園もあったりするくらいです。
ちなみに、お子さんよりも結構パパママが本気になっちゃうこともよくあるみたいです。
私の周りだと、パパが子供と室内遊びをする際に積極的にカプラで遊んでくれるから、ママがかなり助かるって話も聞きます。
第二子以降って理由としては簡単です。
下の子のほうが手がかかるわけですが、そうなると上の子はかまってもらえなくなるわけです。
パパママを独り占めできなくなることから、退行も起きやすい時期だったりすると大変ですよね。
そんなときに、上の子が集中して遊べるおもちゃを贈ることで、上の子は自分だけのおもちゃを独り占めでき集中して遊べ、親は下の子をしっかり見ることができるようになるんです。
また、下の子も成長していけば、同様にカプラで遊べるし、シンプルな木の板なので長く使えるアイテムなので、非常に喜ばれました。
第一子が使うとしたら、1年後くらいになるとおもいます。
なので、ちょっと出産祝いが遅くなっちゃった場合とかにあげるのはアリだと思います。
ちなみに贈ったのは、100ピース。小さな子であれば、100ピースで十分です。
また、足りなくなれば買い足してもらえればと思ってこちらにしました。
もしすでにカプラを持っていても、追加ピースを買うのって躊躇するので、既に持っていたとしても喜んでもらえると思います。
電動さく乳器
さく乳器は手動のものが手頃で、既にこちらを購入をされている新米パパママも多いです。
ただ、その名の通り手動なので自分でさく乳をしなければならないのが結構面倒だったり、乳腺炎になってしまうと、痛くて手動のさく乳器を使うのも辛いという方もよく聞く話です。
電動さく乳器は、手動のものよりはさすがに値段が上がるものの、手が伸ばせないほどになるわけではなく、プレゼントにはちょうどよい金額のものもあります。
メーカーが色々ありますが、おすすめはピジョンのやつ。
他のメーカーより、日本人の体にはフィットしやすい乳首(にゅうしゅ)と言われており人気のメーカーです。
体に合わないとさく乳しにくくなるわけなので、これ非常に大事です。
しかも出産祝いとして渡すわけなので、日本人に合いやすいものをあげるとなるとこれがいいです。
ちなみに、高くはなるけれど、このさく乳器の上位機種はもっと胸に優しいとの評判です。
折半で購入するとかなら、こちらを考えるのも良いかも!!
あと、別メーカーだと、Medela(メデラ)もあります。高級なので喜ばれるものの一つ。
メデラはスイス産まれのさく乳器なのですが、日本人の身体に合うか、となるとちょっと微妙な部分があります。
身体に合わず結局数回しか使わなかった、という人も多く聞くのはメデラですね。
使用する本人自身が購入するのであれば、店舗にあるサンプルなどで合いそうかどうかをざっくりと確かめられますが、人に贈るとなると無難に合うであろうピジョンにしたほうが良いかなと思います。
なお、両乳を一気にさく乳できる商品もありますが、片乳ずつできるやつで十分すぎるという声も多いので、ハイスペックを求めすぎなくてもいいかなーと思います。高いしね。
電動鼻水吸引器
いわゆる鼻吸い器ってやつです。
ハンディタイプは5000円前後で買えます。
こちらの場合はお出かけ先でも使える優れもの。
ただ、私は据え置きを絶対的にオススメ。
ハンディタイプは、慣れないとなかなか思うように吸引がしにくいです。
また赤ちゃんはノズルが入らなかったり、かといって幼稚園に通い出す頃の年齢になると吸引力が弱くて結局使えなかった、ということにもなりやすいです。
対して据え置きは、なかなかに高いんですよね。。
ただ、慣れはこちらも必要とはいえ、やり方がわかってしまえば年齢問わず吸引ができます。
ちなみに実際にプレゼントしたのはこちらのスマイルキュート。
一人で買うには出産祝いとしてあまりにも高すぎるので友達と折半しての購入です。
このスマイルキュートは保育所にも置かれているようなタイプです。
大人も使えるので子供に使わずとも無駄にならない有能な吸引器です。
このくらいの値段になると、やはり自身で買うには躊躇する金額のため、思ってる以上に喜ばれます。
また、友人と折半することで、高いものでも送り先のパパママも申し訳なさ感がでにくいです。
まとめ
今回は出産祝いのポイントと実際に渡して非常に喜んでもらえた出産祝いの話でした。
既にお子さんがいるような年齢層の女性だと、この辺って大体必要不必要の話がわんさかでてくるのですが、そうでない女性はもちろんのこと、男性全般は本気で何上げればいいかよくわかんないよ……ってなる方がほとんどだと思います。
で、結局飲んでお祝いしちゃうってやつになることも多いのですが、それよりも贈り物のほうがやっぱり喜ばれるので、悩むことも大切!大好きな友人に贈るものですしね。
実際に悩んでいる方の助けになれば嬉しいなー。
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