【レビュー】Z-FIND-FS5P [FS5用 Zファインダー Pro]がようやく来た!

レビュー
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まる六週間かかって、ようやくZファインダーきたああああああああああ!!

ぶっちゃけ三週間もあれば届くだろうと思っていただけに、まさかこんなに時間がかかると思ってなかったです。

ホントに音沙汰なしだったので、生産終了商品かもなーと半ば諦めかけていただけに、商品到着のお知らせがきたときは本気で安堵しました。
日本での販売代理店がない海外メーカーの取り寄せ商品はこういうとこ怖いわ。。

というわけで、無事FS5専用のZファインダーが手元に届きましたので、レビューをしていこうと思います。

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FS5のZファインダーとZファインダー proの違いって?

実は、今回Z-FIND-FS5P [FS5用 Zファインダー Pro]を購入しました。

FS5のZファインダーは、Z-FIND-FS5 [FS5用 Zファインダー]と
Z-FIND-FS5P [FS5用 Zファインダー Pro]と大きく分けて二種類が販売されています。

もっと言えばリコイルもセットになっているZ-S5ZR-V2 [FS5 Zファインダーリコイル]なんてものもあるのですが、ファインダー部分だけで言うとZ-FIND-FS5とZ-FIND-FS5Pのどちらかを選択することになります。

付属品はそれぞれこんな感じ。

Z-FIND-FS5 Z-FIND-FS5P
●FS5用Zファインダー
●延長フレーム×2
●FS5マウンティングフリップアップフレーム
●レンズキャップ
●サンマスク
●ダストカバー
●予備アンチフォグレンズ
●FS5マウンティングブラケット
●FS5用Zファインダー
●延長フレーム×2
●FS5マウンティングフリップアップフレーム
●レンズキャップ
●サンマスク
●ダストカバー
●予備アンチフォグレンズ
●FS5 Axis Mini
●FS5 Topプレート

違いとしては、Z-FIND-FS5PはFS5用Topプレート【Z-FS5TP】とFS5用Axisミニ【Z-M-AEMFS5】が付属する点です。
Z-FIND-FS5Pには、FS5マウンティングブラケットが付属されてないと書いてますが、ちゃんと入ってます。
理由は後述します。

満を持して開封

さて、いよいよ待ちに待ったZファインダーproを開封していきます。

買ってすぐのところから。
うおおおお、なんかでかい。思ってたのと違う!

ヨドバシカメラで店舗受取りにしてたんだけど、持ってきてもらったタイミングで思いましたね、「コレジャナイ」と。

でも箱の側面見ると、Z-FIND-FS5Pって書いてあるし、値段も間違ってなかったから安心。

にしても、でかいなー、ダンボール。

さて、開封します。

おおー、幾つかのパーツが別梱包になってるからこんなことになってるのね!
最初はZファインダープロの化粧箱が入っているものだと思っていたけど、そうきたか!って感じです。

Zファインダーのオプションパーツは単品でも購入できるしこういう同梱の仕方もおかしくはないね。
化粧箱自体まあまあお金かかったりするものなので、その分コスト抑えたと捉えればいいんじゃないかと思います。

そんなわけで、ダンボールから出したほうがコンパクト!ちょっと安心です。

さて、というわけで、3つ商品が入っていました。

せっかくバラバラになっているので、それぞれレビューしつつ、取り付けを行っていこうと思います。

Z-FIND-FS5 [FS5用 Zファインダー]

まずはZファインダー。

箱にデザインが印刷されてると思いきや、紙でした。
ある意味エコだな。

裏面に同梱物が書かれています。

Zファインダーの同梱物はこちら。

左から、FS5用Zファインダー(レンズキャップとサンマスク、ダストカバーが最初から取付済)、延長フレーム×2と予備アンチフォグレンズ(同じ袋に入ってます)、FS5マウンティングブラケット、FS5マウンティングフリップアップフレーム、そして六角レンチと取付説明書。

結局Z-FIND-FS5Pは、3つの商品をそのままセット販売しただけみたい。
なので、FS5マウンティングブラケットがちゃんと同梱されているんですね。
本来なら仕様で明確に書いておいて欲しかったけど、同梱されていると書かれていて実はありませんでしたーという悲しい結末になるよりはマシ。

ちなみに、延長フレームと予備アンチフォグレンズは基本そんなに使わないかなーと。
ただ、マウンタによっては延長フレームを使用したくなるかも。

Zファインダーは、事前に写真で見ていたとおり。

Zファインダーの前面に、ダストカバーが付いています。
ダストカバーにも「Z」マークがついているのはいい感じですね。
外して保管することになりますが、忘れた頃に「なんだこれ?」ってなるのを防げるのは嬉しいかも。

難点といえば、取り付けるときはこのダストカバーを外すのですが、結構硬い!なかなかはずれない!

壊さないように注意しながら外しましょう。

間違っても周辺のネジを外して開けるのかと思って開けないように。
ちなみに私はダストカバーがあまりにも硬くて開けられないかと思いネジを緩めた次第です。。

レンズキャップは、アイカップ部分に片面だけくっついています。これだと無くさないので安心。
外したほうが目に当てたときにしっかりフィットしますが、カバーを開くだけでも一応ちゃんと接眼できる感じ。
外す外さないは好みかもね。

Zファインダーのダストカバーを外します。

そのあとに、このFS5マウンティングフリップアップフレームを取り付けます。

FS5マウンティングフリップアップフレームにあるZACUTOロゴが上に来るようにして、はめ込み。

これもなかなかはめ込むのに力が入ります。
めちゃくちゃジャストサイズなのに、ツメがしっかりしてるので。

プラスチックなので割れないように注意しつつ、マウンティングフリップアップフレームのツメがしっかりZファインダーにはまるように押し込みます。

無事にくっつけられた!!よかったー!

さて、FS5マウンティングフリップアップフレームの下には赤いボタンがあります。

これを押しながらZファインダーを持ち上げるようにすると、元のモニターが出てくる仕組み。

これがやりたかったのよ!

で、無いと思ってたけどちゃんと同梱されてたFS5マウンティングブラケット。
FS5マウンティングブラケットはFS5のモニターにはめます。

はめるだけだと後々重みでモニターが回転し放題なので、横のネジで固定してあげます。

下から見た感じ、この部分ね。

その後にFS5マウンティングフリップアップフレームをボディ側のロッド部分に取り付けるだけ。

とりあえず元々モニターをつけてたロッド部分に装着してみましたが、これでも問題なく使えそう!

最小構成でいくのであれば、これで十分ですね。

ただ、やや耐久性に不安があるかなー。
Zファインダーは重さがそれなりにあるので、従来のロッドだとひ弱に感じるというか。
ロッドも短いので何かの拍子に滑り落ちそう。

FS5用Topプレート【Z-FS5TP】

次にFS5用Topプレート【Z-FS5TP】。

FS5のカメラヘッドに15mmロッド(棒みたいなやつ)が装着できるアダプタです。
単品で買うと、¥17,550 (税込)するオプションパーツです。

トッププレートに、大きめのネジが4つ同梱されています。

さて、こいつの取り付けがなかなか大変。

FS5の上部にあるアクセサリ類を一度取り外さないといけません。

上部持ち手となるXLRハンドル、ケーブルを固定するためのケーブルクランパー、そしてFS5本体から被写体までの距離を正確に測るためのメジャーフックを一度全部外します。
XLRハンドルはともかく、ケーブルクランパーとメジャーフックって外れるのね。初めて知った。
ちなみに、ケーブルクランパーとメジャーフックはどの部品かわかりますか?
一応印つけておきました!私も部品の名称はわからなかったのでググりました!

で、サイドにあるネジ穴にはめるのですが、レンズ側のネジ穴4つのところで止める感じです。

その後にXLRハンドルを戻すのですが、ここでもケーブルクランパーつけるところを外しておかないと干渉します。

うおー、言っちゃいけないのわかってるけどめんどくせー!

でもここまで終わればあとは簡単。
一度外した諸々をプレートに付けつつ、ロッドをZファインダーとトッププレートに取り付ければ完成です。

手が写ってるのは支えていないと重さで倒れちゃうからです。
マウント部分が後ろの穴だと正位置だと重心が狂います。

ちなみに前穴にすれば問題ありませんでした。
バランスとしてもしっくりくる感じ。
位置的にも接眼部分がちょうどよく目にあたります。
トッププレートがあったほうが安定感が増したので、これは買ってよかったです。

なお、ケーブルクランパー2つとメジャーフック、どこに戻すべきなのかってところなのですが、以下の写真を参照してください。

メジャーフックについては、その役割上ここしか設置する場所はないのですが、ケーブルクランパーについては好みで位置変更できます。
初期の場所だとイマイチケーブルがしっくりいかなかったという方は、この機会にケーブルクランパーの位置変更をしてみるのも良いです。

FS5用Axisミニ【Z-M-AEMFS5】

そして3つめの同梱物はFS5用Axisミニ【Z-M-AEMFS5】。


ロゼットマウントからクランク上にロッドが伸びるマウンタ。こちらは単品で¥63,180 (税込)するオプションパーツ。

FS5マウンティングブラケットの代わりになるパーツで、ちょっとゴツい。

コレのいいところは、最初に書いたようにロッド部分が伸びるところです。
ここが、

こうびよーんって。

取り付けは簡単。FS5マウンティングブラケットの部分を換装させればいいだけです。
取り付け方もFS5マウンティングブラケットと同様。

取り付けてみたところ。よりゴツゴツしてなんかかっこいい感じになってる!すごい!

ただ、FS5ボディ部分からやや離れるように接続されます。

接眼部分が遠くなるので、このまま肩に載せてファインダーを覗こうとするとちょっと微妙でした。。。

胸辺りで支えようとするとちょうどいい感じですが、画角的に若干低くなる感じ。

私のように、ボトムにマウントをつけずに肩に載せてFS5を使用したい場合だと、試行錯誤しなきゃならなそうです。

しかし、どちらかと言うとこちらはリコイルを使用するときや、三脚に取り付けて使用する場合に真価を発揮するものです。
写真のような取り付け方であればショルダーリコイルに適しているし、本来のファインダー側にAxisミニを伸ばせば絶妙な位置にZファインダーが来るようになっています。

せっかく買ったし、換装もかなり簡単なので、うまく使える方法を考えてみたいと思います。

どんな感じで見えるのか

Zファインダーがあるなしでどのくらい変わるのか、スマホでだいたい同じ位置から撮ってみました。
まずはZファインダーを持ち上げた状態からどうぞ。

いつも見てる景色ですね。

次に、Zファインダーを装着した状態で覗いてみます。

倍くらいのサイズ感で見えました!
スマホで撮影するのが難しくてやや右にそれていますが、実際に接眼するときはちゃんと中央に見えるようになっているのでご安心ください。
また、ややレンズの歪みが出ますが、それは調整リングで調整すれば問題なしです。
スマホだとより歪んで見えてますが、実際はもう少し歪みが少なくなっています。

カメラバッグに入れるときは部分的に解体が必要かも

ちなみに、Zファインダーを取り付けたままカメラバッグに入りませんでした。

今使っているのがマンフロットのPL CC-197 ビデオケースです。

見た目に反して大容量のケースで、かなり大きくて使い勝手良かったのですが、やはりZファインダーみたいなやつをつけると厳しいですね。
ただ、これは想定していたことではあるので、収納時だけFS5マウンティングブラケットから外すっていうのが現実的かな。
とりあえず、PL CC-197は縦の容量はめちゃくちゃあるのと、Zファインダーを外すのはそこまで大変じゃないので、このカメラバッグのままいこうと思います。

見やすくて最高

そんなわけで、現状はZファインダーとトッププレートをFS5マウンティングブラケットで繋げています。

これか一番スタンダードかも。
そしてめちゃくちゃフィット感がたまらん!

というわけで、もう少し調整は必要であるものの、Zファインダーそのものは思っていたとおりのもので満足。

視野率が大きくなると、フォーカス調整もぐっと容易になるのでFS5を使ってるなら買うべきアクセサリーです。

また、セットで買うとかなりお得なので、揃えるつもりでいるなら一気に買ってしまうのが一番です。

ああ、早く使いたくて仕方ない。
遅くとも月末には、実際にZファインダーを装着したFS5で撮影の仕事があるので楽しみです。

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