今回、奈良県での撮影は集合時間が早い時間だったため、東京からだと間に合わないことが判明。
ホテルに前乗りすることにしました。
その際に現像や納品作業を行いたかったためにノートPCを持っていくことにしました。
無事にホテルに着き、いざPCを立ち上げネットに接続しようとしてみたところ、あれ？おかしい。。。
wi-fiの電波が弱いからか、他にも接続してる方が多くいらっしゃるからかで、接続が不安定でした。
wi-fiの接続に成功したと思ったらすぐに切れてしまったり、接続がうまくいかなかったりとなかなかにストレスを感じながらも焦りました。
今回泊まったホテルの客室内には、wi-fiだけでなく、有線LANケーブルもありました。
それなら、有線でPCを繋げればいいじゃん！と思うかもしれません。
しかしながら、最近のノートPCは有線LANを繋げられるポートが省略されていることが多く、今回持っていったMacbook pro Late2016もネット接続は無線LANでの接続のみ。
普段なら、イライラしながら必死に無線を掴もうと躍起になったか、諦めるしかありません。
でも今回は、「もしかして」と思い持っていった秘密兵器を持っていたので、それが非常に役立ちました。
前置きが長くなりましたがここから本題です
秘密兵器というのは、ラトックシステムから出ているwifi SDカードリーダー、REX-WIFISD2です。
REX-WIFISD2については、去年に購入した時にレビュー記事も書きました。
このwi-fi SDカードリーダー、ダイレクトwi-fiでPCやスマートフォンにSDカード内の画像を転送出来るだけでなく、有線LANに接続して無線LANとしても使えるポケットルーターの機能があります。
もともとはwi-fiダイレクトでの画像転送をしたいがために購入したものの、無線LANが無く有線LANしかない施設に行ったときに困らないようにするためにこの製品を購入しました。
なお、上記の記事でも書いたように、現在のところ有線LANに繋げてポケットルーターとして使え、なおかつ帯域が2.4GHzだけでなく、5GHz帯も対応している多機能wi-fiカードリーダーはこの製品しかありません。
使い方は簡単です。
有線LANケーブルを、REX-WIFISD2に接続します。
REX-WIFISD2は充電式なので、電源が無くても使えます。
REX-WIFISD2に充電がない場合は、USBでPCに接続しておけば給電できるので、コンセントのある客室内であればバッテリーのことを気にする必要がないので、安心して使えます。
wi-fiカードリーダーの電源をつけてしばらくすると、2.4GHzだけでなく、5GHzのアクセスポイントを見つけることができました。
矢印をつけたものが、REX-WIFISD2のアクセスポイントになります。「2G」が2.4GHz、「5G」が5GHzの帯域です。
5GHzのほうが早いので、5Gを選択します。
あとは裏面に記載されているパスワードさえ入力すれば、接続完了です。
これで、スムーズなネットサーフィンが出来るようになりました。
自分だけのアクセスポイントなので、接続が切れることもなく安定したネット接続が可能です。
もともとホテルに宿泊した日は、泊まる前の日中に一件撮影が入っていました。
その納品をするには早い回線と、データ量制限が無い状態で行いたかったのでかなり助かりました。
複数のオリジナルサイズの画像を入れたZIPファイルをクラウドにアップロードするのがサクサク。
予想よりも早く仕事を終えれるくらい捗りました。
おそらくホテルのwi-fiでどうにかしようとしていたなら、もっと時間がかかっていたでしょう。
余裕ができたので、仕事が終わったあとに他の作業もやったり動画見てゆっくりする時間もできました。
やったね！
昨今、日本のホテルにおいては、5GHzでなおかつ安定した無料のwi-fi接続ができるところが増えてきていますが、まだまだ2.4GHzで対応しているホテルも少なくなく、利用者も多いことからどうしても不安定になりがちです。
そういった意味では保険も兼ねて持っていったことが功を奏しました。
REX-WIFISD2はSDカードリーダー、wi-fiダイレクトでの画像転送、ポケットルーターと機能がありますが、スマホなどのモバイルバッテリーとしても使えます。
wi-fiの問題だけで無く、様々な意味での保険になるので、一台持っていて損なしです。
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