プロカメラマンがオススメする一眼防水ケース「DiCAPac」

レビュー
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ニューカレドニアへ新婚旅行に行った際、どうしても一眼レフで水中撮影をしたいと考えていました。
しかしながら、私は水中カメラマンではないので、ハウジングと呼ばれる水中撮影用の頑丈な防水ケースは持っていません。
1番低価格だとしても、6万強と、まあまあお金のかかるものだったりします。
これとか。

購入するかちょっと悩んだんですが、今後の使用頻度も少ないだろうし、荷物を最小限にしたいことを考えると、かさばるな、と思い。。。
で、以前仕事で使用したことがあった、もう少し簡易的な防水ケースを持っていくことにしました。

それが、DiCAPac(ディカパック) WP-S10です。
数年前からカメラ防水ソフトケースとして売り出されたものです。
DiCAPacには色んなサイズのデジタルカメラ専用の防水ケースがあるのですが、nikonのD800やCanonの5Dmark4などにも使えるものがWP-S10になります。

カメラを入れるとこんな感じに。

ちなみに今回はD800にニコンのAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRをつけています。
単焦点でも問題ないのですが、やはりズームを使いたくなるのと、絞り固定できるのは便利なので。
さすがに70-200の f2.8は長さ的に入りません。

重量が約500gと、一眼の防水ケースとしては非常に軽いため、首や肩への負荷が軽くなります。
ちなみにバッテリーグリップは外したほうが収まりが良くなります。
ちなみに縦グリップ用の指穴はないため、バッテリーグリップはバッテリー2本入れたいときに使うという感じですね。
とは言っても、6時間潜りっぱなしということも無いと思うので、バッテリー1本で問題ありません。

DiCAPacは水深5mまで対応しているため、ダイビングだと厳しいですが、シュノーケリングであれば問題なく使用できます。
水漏れなども無く、更に水に浮くのでカメラが海の底に沈んでいってしまう心配もありません。

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撮影した一例

深くてちょうど5mあたりくらいまでのところで撮影しています。
また、晴れの日または曇りの日に撮影しました。

 

水の中という点で、ピントをあわせるのがちょっと大変ではあるものの、合ってしまえば水中写真もかなりキレイに撮れます。


スームも使えるので、小さい魚でも問題なく撮影できるというのが良いですね。

サンゴもきれいに撮れました。

やはり一眼で撮影できるメリットというのは解像感の良さだったり、RAWで撮影できるから後々水中の色合いも調整できることが良いですね。
スマホや普通の水中デジカメでは真似出来ない部分でもあるかもしれません。

なお、もちろん陸上でも使用できます。川遊びや水鉄砲パーティーや泡パーティーなど、嫌でも濡れてしまうような場所でも使用できるので、旅行に行かずとも色々なシーンで使えると思います。

以前は10000円以上の値段だったのですが、最近は並行輸入品も増えてきたおかげか割と安価で購入できるようになったようです。
新しい水中デジカメを買うのもアリですが、せっかくならお持ちの一眼レフで撮影したいと思います。
また、シュノーケリング程度で使用するとなった場合、コストパフォーマンスの面からも他の機材を購入するより確実に安いです。

これからの海の季節やリゾート旅行にすごくおすすめです。

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