先日の土曜日に、2017年2月17日から開催されている鴻巣びっくりひなまつり2017に行ってきました。
今年は3/12までと、約1ヶ月間の開催になります。
鴻巣駅を降りてすぐのショッピングモール、エルミ鴻巣へ。
ここが鴻巣びっくりひな祭りのメイン会場になります。
ポスターを見ると、サテライト会場として今年はメイン会場以外に5つの会場でも開催されているとのことでした。
じつは今回が初めてなので、ちょっと楽しみにしていました。
鴻巣市に近い方からは「とにかくスゴイ!」というワードしか聞き出せず、何がスゴイのかよくわからないと思いつつも、何かがスゴイんだろうとその「何か」もどのことをいっているのか楽しみにしつつ来てみたわけです。
さて、どのへんに展示されているんだろう、とエルミ鴻巣に入ると、探す間もなく見つけられました。
スゴイナニコレ!
2階までの高さのあるひな壇がお出迎えしてくれました。
ピラミッド型の雛壇に、ところ狭しと並ぶ雛人形!
なんと約7mも高さがあるとのことで、かなり大きいです。
数えたら31段ありました。
一体何体あるんだろうってくらい雛人形だらけ。
また、ピラミッド型のひな壇だから、どの方向から見ても楽しめる感じです。
別方向から見るとまた別の雛人形が所狭しと並んでいるのがよくわかります。
どこから見ても沢山の雛人形。
画面いっぱいにするとちょっと狂気じみている。
一番上には背中合わせでお内裏様とお雛様。横並びじゃないってのが斬新に感じられます。
ここまでは2階から見たひな壇ですが、1階にも降りてみます。
ひな壇の近くにはパネルが。パネルってなかなか魅力的だなとこの年になって思うようになってきました。
これらの雛人形は、鴻巣市内だけでなく、全国から家庭で眠っている人形を提供してもらっているようです。
飾った後は責任を持って供養してくれるとのこと。
最後に美しく飾られて供養されるというのは、悪くないような気がします。
そんなわけで、雛人形にも色んな種類や表情などがあるのですが、近くで見てみると、もともとセットだったものや、似てるものをうまく組み合わせながら隣においても違和感が無いように飾り付けをされていました。
正面からしっかり見ると、面白いです。
今まで主役となっていた人形も名脇役になっているような雰囲気。
引いてみるとわかるのですが、お内裏様とお雛様ばかりの段もあり、どこから見ても主役級をたくさん見ることが出来ます。
それにしても1階からピラミッドを見上げてみると、圧巻です。
全然一番上の雛人形が見えません。
そのくらい高い。
また、雛壇になっていないところ(この場合踊り場と言えばいいのか?)にも乗り切れなかった雛人形達がずらりと。
正面から撮ると今にも進撃して来るんじゃないかという迫力。そういう人形じゃないのに。
乗り切れなかったからといっても、別に他と調和できないとか、汚れているとかではなく、全部素敵な雛人形。
ホントに乗り切らなかったんだな、、、と思わせられます。
初めて見たのですが、思っていた以上にすごかったです。
正直教えてくれた方の言ってることがわかりました。「とにかくスゴイ!」
もうね、ホントはこれ以上の感想は、蛇足なレベルです。
でもあえて言うとしたら。
遠くから見ると狂気的なようにも正直見えましたが、近くで見ると、それぞれの雛人形の表情が服装がとても美しく、楽しい時間でした。
また、とてもきれいな状態のものばかりでしたので、とても大切に保管されていたのだなと感じられる人形たちでした。
もしかしたらこの中には処分に困ってここに送られてきたものもあるのかもしれません。
それでも、最後にここまで公の場で美しく飾られるというのは、雛人形にとってもいいのかもしれません。
また、毎年多くの雛人形が送られてきているようなので、毎年飾った雰囲気も変わってくるとのこと。
来年もちょっと見てみたいです。
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